皆さんのロボット掃除機、部屋と部屋の段差をうまく乗り越えられていますか?
せじょじょんもAnker Eufy 30Cを購入したものの、最初は段差を乗り越えられず1部屋をぐるぐる回るだけでほんと2万円無駄にした―と嘆いていました。
しかしたったの600円で可能な、ある段差対策をすることで、1部屋しか掃除してくれなかったロボット掃除機が家全体を掃除してくれるようになりました。
今回は、購入当初は段差を乗り越えられず、1部屋しか掃除してくれなかったロボット掃除機がたったの600円で全ての部屋を掃除してくれるようになった方法を紹介します。
必要なのはジョイントマット、カッター、両面テープのみ
必要なのはたったの3つです。
- ジョイントマット ¥478
- カッター ¥0(もともと持っていたものを使用)
- 両面テープ ¥0(もともと持っていたものを使用)
ジョイントマット(厚み1cm)はニトリで購入。
1セットたったの 478円(税込)でした。
カッターと両面テープはもともと持っていた物を使用しました。
ダイソー等にもありますし、安いものだと100円ちょっとで買えます。
つまり、必要な材料費は両面テープを購入してもたったの600円程度です。
対策する段差は2.3cmと1.7cm
まず、対策が必要な段差は2種類ありました。
1種類は2.3cmの段差、もう1種類は1.7cmの段差です。
結論から言うと、2.3cmの段差はジョイントマット(厚み1cm)が2段必要で、1.7cmの段差はジョイントマット(厚み1cm) 1段でOKでした。
それぞれ細かいサイズなどを紹介します。
2.3cmの段差は、ジョイントマット(厚み1cm)が2段必要
2.3cmの段差はジョイントマット(厚み1cm)が2段必要でした。
また結論から言うと、それぞれの幅の黄金比は下記のようになります。
- 1段目の幅;8cm
- 2段目の幅;3.5cm
なんでこの幅が黄金比かというと、これ以上狭くすると きちんとタイヤが乗らずに段差を登れなかったり、場合によっては壁として認識されたからです。
この黄金比を導き出すために試行錯誤した失敗パターンを紹介します。
黄金比にたどり着くまでの失敗パターン
失敗パターン1
2.3cmの段差に関して、まずはジョイントマット1段で挑みました。
- 1段目;幅7cm
乗り越えられることもあるも、斜め進入時の際は段差に乗り上げストップすることがありNG
1段乗り越えても、2.3cm-1cm(ジョイントマット)=1.3cmの段差がさらに残っているためと考えられます。(ホームページより1cm程度の段差はOKとの事)
次は2段でチャレンジ!
失敗パターン2
2.3cmの段差に関して、ジョイントマット2段で挑戦。
- 1段目;幅切断なし(まずは2段目の幅を決定する為、余裕を見て)
- 2段目;幅3cm
2段目に上手くタイヤが乗らずNG
タイヤサイズに対し、幅3cmではわずかに小さい模様 → 2段目の幅を多少大きくしてチャレンジ
失敗パターン3(2段目の幅は3.5cmで確定)
2段目の幅を広げて再トライ
- 1段目;幅切断なし(まずは2段目の幅を決定する為、余裕を見て)
- 2段目;幅3.5cm
問題なくクリア
2段目の幅は3.5cmで確定 → 1段目の幅を調整
失敗パターン4
1段目を失敗パターン1で使った7cm幅でトライ
- 1段目;幅7cm
- 2段目;幅3.5cm
なんとセンサーで障害物と判定されて進まず。
1段目と2段目が近すぎて角度が付きすぎ、壁と認識されている? → 1段目の幅を広げることで、角度をなだらかにすることに
失敗パターン5
1段目の幅を変更してトライ
- 1段目;幅7.5cm
- 2段目;幅3.5cm
まだ、何度かに1回は障害物判定されるためNG
まだ角度が急すぎて壁と認識されている? → 1段目の幅を広げ、より角度をなだらかに
失敗パターン6(問題なくクリア 幅の黄金比決定)
1段目の幅を変更してトライ
- 1段目;幅8cm
- 2段目;幅3.5cm
問題なくクリア。
壁判定もされず、しっかり段差を乗り越えてくれます。
これで、段差2.3cmに対する黄金比が決定しました。
1.7cmの段差は、ジョイントマット(厚み1cm) 1段でOK
- 1段目の幅;7cm
2段のマット幅(8cm)とあまりにもサイズが違うとバランスが悪いため、下記失敗パターンで使用した7cm幅のマットなどを使用しました。
幅を小さくしたいのであれば、おそらく3.5~4cm程度までは小さく出来ると思います。
切断はカッター推奨(ハサミだと歪みます)
ジョイントマットの切断方法ですが、カッター推奨です。
ハサミでも切断自体は問題ないんですが、どうしても多少歪みます。
機能的には全く問題ないんですが、一直線の段差にピッタリと当てるため、歪みが目立って不格好です。
またカッター使用時は大きな定規的な物があるとGOODです。
今回はたまたまDIYで使った木の端材があったため、定規代わりに使用しました。
小さな定規でも可能ですし、他ダンボールやカラーボックスの縁等、長くて真っ直ぐなものであれば何でも使えます。
段差対策 他に方法は?
他にも、より見た目の良い対策方法もあります。
それは市販されているスロープを使用することです。
写真のように、非常に違和感の少ない仕上がりに出来ますが、、、、、、値段が高い!!
せじょじょんが今回対策した段差は4ヶ所だったのですが、
段差の上り下りで2ヶ所ずつ対策が必要なため、結局 段差×2=TOTAL 8ヶ所分の対策が必要でした。
こちらスロープを8ヶ所全てに取り付けると、それだけで¥840×8ヶ所=¥6,720(ホームセンターで¥840/ケ)
たしかにジョイントマットは見た目では負けるかもしれませんが、切断の手間が掛かるとはいえ たったの600円だけで済みます。
- スロープ ; ¥6,720(デザイン性にメリット)
- ジョイントマット;¥600(価格にメリット)
さいごに たった600円なのでとりあえず導入でもOK
今回はたった600円で出来る、ロボット掃除機の段差対策を紹介してきました。
これだけで、1部屋しか掃除してくれなかったロボット掃除機が、家全体を掃除してくれるようになりました。
たったの600円であれば、気に入らなければ捨てれば良いレベルです。
ロボット掃除機の段差対策でお困りの方は是非とりあえずで試してみてください。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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